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2024年01月25日

学びのとびら(水溶液を作ろう)& 粘土工作 ~はぐくみ~

こんにちは

今週は予報通り、雪が降りましたね☃

子供の頃は雪が降るとワクワクしていましたが、大人になると通勤や日常生活に支障をきたすため、降らないで~と思うようになってきてしまいました

たまには子供の頃のピュアな気持ちを思い出したいものですね

 

さて今回は、西尾先生の学びのとびら(実験~水溶液を作ろう~)と、粘土工作(箸置き作り)の様子をお伝えしていきたいと思います。

 

学びのとびら(実験~水溶液を作ろう~)

1つ目の実験は、消毒液作り

コロナが蔓延したことで、子供たちにとっても消毒液は身近なものになりましたが、自分で作る機会はなかなかありませんよね。今回はその消毒液をみんなで作ってみました

まずは、消毒液が何からできているかというお話を聞きます。

みんなとても真剣な表情ですね

今回は実験なので、安全面にも十分注意しなければなりません。

ふざけることなく、きちんと話が聞けていましたよ

エタノールと精製水についての説明も聞きました。

難しい話もきちんと耳を傾けることができていますね

今回はエタノールと精製水を4:1の割合で混ぜて消毒液を作ります。

まだ算数で割合を習っていない子にもわかりやすいように、今回は空のペットボトルを使いました。

中身が5等分になるよう、4本の線をペットボトルに書きます

5等分はなかなか難しいですが、みんな頑張って考えて線を書くことができました

 

いよいよ液体を入れていきます

こぼれないように自然に協力しあう姿は素晴らしいですね

 

Hちゃんが上手に液体を入れる様子を、みんな真剣な表情で見ています

エタノールと精製水を入れ、専用の容器に移し替えたら、消毒液の完成~

これなら、お子さんと一緒にご家庭でも作れそうですね

 

2つ目の実験は、カルメ焼き作り

Aくんはカルメ焼き作りがとても楽しみだったようで、説明が始まった瞬間目がキラキラに

「早くやりたい」とワクワク感が全身から溢れ出ていました

このような子供のキラキラした表情を見ると、とても嬉しい気持ちになりますね

まずは材料の説明から

今回はざらめと重曹と水を使って作りました。

みんな興味津々です

何人かはカルメ焼きについて「知ってる~」と嬉しそうに教えてくれましたよ

いざ、実験開始~

まずはお玉にざらめと水を入れ、火にかけます

それを割り箸でよくかき混ぜます。

みんな安全面に気を付けつつ、ワクワクしながらざらめと水の様子を見つめています

「いい匂い~

砂糖水がブクブク泡立つとともに、甘い匂いが広がります

 

水分が減ってきたら

アルミホイルの上にお玉を移動させ、重曹を入れます。

その後スプーンで20回程かき混ぜると

少し膨らんで、カルメ焼きの完成~

「美味しそう~

みんな早く食べてみたくてウズウズ

次は子供たちがカルメ焼き作りにチャレンジ

最年少のKくんが、「やってみたい」と言うと、最年長のHちゃんが率先して補助をしてくれました

年上の子が年下の子に自然に優しく接する姿に、成長を感じますね

途中からGくんにバトンタッチ

さすが中学生~持つ手に安定感がありますね

最後はカルメ焼き作り経験者のHちゃんが、最初から最後までチャレンジ

どのタイミングで重曹を入れるかが難しいのですが、Hちゃんは見事にタイミングを見極めて重曹を投入していました

「わ~膨らんできた~

カルメ焼きが少しずつ膨らんできた時には、みんなの歓声があがりました

さすが、器用なHちゃん。見事なカルメ焼きの完成です

きれいにできたカルメ焼きを見て大喜びのAくん

みんなで試食

「あま~い

「おいしい~

子供達の嬉しそうな声が飛び交いました

みんなで作って食べると美味しいね

 

今回の学びのとびらでは、実験を通して、「話を聞く、安全面に気をつける、協力しあう、視覚や味覚を働かせる」等、いろいろな事を経験できたと思います

今後もどんな「学びのとびら」が開くのか、とても楽しみですね

 

 

粘土工作(箸置き作り)

私がこの仕事を始めてからやってみたかったとりくみの1つに、粘土工作があります。

今回は平日のとりくみだったため、短時間でできる箸置き作りを企画しました。

今回は、形成後、自然乾燥させればいいだけの素焼き調粘土を使用しました。

便利ですね~

まずは、どんな箸置きを作るかを各自紙に書きます。

Sちゃんはどんな箸置きにしようかと一生懸命考えていました

 

紙に書き終えたら、箸置き作り開始~

Yくんは爪楊枝で難しい字を書いています

作り始めると、みんな真剣です

Mちゃんは、両手の指先を器用に使って繊細な作業をしています

「家族みんなのためにたくさん作りたい」と家族思いのAちゃん

とても器用なYくんは、爪楊枝を巧みに使って細かい部分を作っています

Kくんは丁寧に車の形を整えているところです

みんな思い思いの箸置きを作ることができました

細部までこだわって作られていて、すばらしい~

ラッコかな前足がとてもうまくできていますね

お金の箸置き~発想が面白いですね

優しさがつまった箸置きがたくさんできたました

お箸が転がらない工夫がいいですね

辰年にちなんだ龍の箸置きは、渋くていい味がでていますね

かわいらしい雪だるまと車の箸置きです

こちらの雪だるまはつるつるで綺麗~

これはおいしそうなメロンパン~ではなく、亀の甲羅だそうです

なるほど~

これは売り物になりそうな葉っぱの箸置きですね

 

それぞれ個性が溢れる素敵な箸置きができました

みんな集中して取り組むと同時に、粘土工作を楽しむ事ができていました

 

粘土遊びが子供たちにもたらす効果としては、

手先が器用になる。

想像力が豊かになる。

情緒が安定する。

集中力が高まる。

様々な感覚刺激を受けることができる。

など、様々なものがあると言われています。

その割に、学校教育で取り上げられることが少ないのが残念です

今後も粘土工作など、子供達が楽しめる療育を考えていければと思っています

 

今日のブログはここまでです

最後までお読みくださり、ありがとうございました

まだまだ寒い日が続きます。体調面に気をつけつつ、冬ならではの景色や味覚などを楽しみながら、元気にお過ごしくださいね☃

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